




この箸入笛は、篠笛や龍笛などの和笛(横笛)を真似て作ってあるため、音階は『和音階』です。(ドレミ音階ではありません)
和音階には、西洋音階に当てはめると「ファ」と「シ」がありません。
でも、『世界に一つだけの花』、『涙そうそう』など現代の曲を箸入笛で
奏でることができます。
譜面に「ファ」と「シ」がある曲でも吹けてしまうのです。
この箸入笛は、穴が6〜7つある篠笛や龍笛などを単に短くしただけの
ものではありません。
基本は和音階ですが、箸入笛独自の音階になっています。
指使いは和笛と同じようになっています。
実際に神楽で使用されたこともありますが、違和感のない音がでます。
和笛では、指番号を書いた楽譜のようなもの(運指表)があります。
ですが、基本的には口伝や演者の真似をすることで伝わってきました。
和の楽器や和の音楽は、日本の風土や文化の根底にある、『感覚』や
『感性』によるところが大きいのです。
得て不得手にとらわれずに、どうぞ個々の感性でお吹きください。

口は自然な微笑みの形で、下唇の半分
くらいのところに歌口をあてます。
歌口の中心と、下唇の中心をあわせます。
笛を前後に少し回して音がでやすい息の
角度を探してみましょう。
糸のように細い息をだすイメージで、唇の
中心から長い息で吹きます。
初めのうちはプーッというつもりで少し強め
に吹くといいでしょう。
エクボができるような感じで口を横に開き、
下に向かってお腹から息を吐きます。


箸入笛の「手孔」は4つが基本です。裏面にある五穴は、
一穴から四穴まで押さえた状態で押さえると、より低音が
でます。五穴を使う演奏は熟練してから挑戦しましょう。
左手の人差指で四穴、中指で三穴、薬指で二穴
を押さえます。親指は歌口の裏側に置き、少し強め
に下唇に向かって押し付けてください。右手は、影絵
のキツネの形にし、親指・中指・薬指で笛を挟みま
す。(一穴、五穴は押さえません)。この3本は、五穴
を使うとき意外はしっかり固定してください。一穴を押
さえるときは、右手の人差指の第1関節と第2関節の
間で押さえます。
歌
口
四
穴
三
穴
ニ
穴
一
穴
五
穴
笛
尻
手孔
|
|
海
5 5 6 5 5 4 3 2 2 1 4 3
つ き が の ぼ る し ひ が し ず む
1 2 3 1 2 3 3 4 3 4 5
ふ る い あ る ば む め く ー り
涙そうそう
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すると箸入笛の音色
を聞けます。